プレスブレーキ作業で、周辺が暗くて見えづらいという改善要望が出ましたので、今回はプレスブレーキの照明を設置いたしました。

今までのプレスブレーキですと下刃が上下する仕組みになってましたが、このプレスブレーキは上刃が上下稼動になっております。　現在他社の主流のプレスブレーキも上刃が動くタイプになっています。

上刃が稼動するので上部スライドフレームに照明を固定できなくなりましたので一から設計です。

まず後部フレームから支持金具を取り付けるように考えます。　上部スライドフレームに干渉しないよう、なおかつ完全ボルトONにすること（メンテナンスを考え),重量が重くならない、照明にクレーンが衝突・引っ掛けたとしても力を逃がすことを考え設計します。

出来上がったのが写真の通りです。　稼動部・油圧ポンプに接触してません。　元ある穴にボルトで縫い付けてます。　外側と内側に蛍光灯40W2個づつ、計4個取り付けてます。

明るさは取り付け前に比べると雲泥の差です。　バックゲージがはっきりと見えますし、曲げ箇所も良く見えます。　これで曲げミスや、危険も軽減されると思います。